北欧でデザインを巡る旅から、数ヶ月が経ちました。
西ヨーロッパとはまた異なる美しさ、豊かさに、
久しぶりのカルチャーショックを受け、
強くインスパイアーされた旅となりました。
報告できればと思いつつ、、、日々はあっという間に過ぎ去っていきます。
ここ数年、京都の庭園見学講師を、海外の方からご依頼いただくことが増え、
国際文化交流を、ライフテーマの一つとしているので、
時々、させていただいております。
先日も、英国のJapanese Garden Society(JGS 英国日本庭園協会)のメンバーの皆様が来日され、
京都のお庭を巡りました。
JGSのwebsite
http://www.jgs.org.uk/

(竜安寺の鏡容池にて)
JGSには、なんと、700名の会員がおられるそうで、
自宅に日本庭園を作っておられる方も多数。
そう、日本庭園は、我々が考えている以上に、世界で評価が非常に高く、
それを、より多くの日本の方に知っていただきたいと、感じます。
実は、私は、日本を特別扱いすることは、苦手なのですが、
それでも、日本庭園の独自性や美しさには、ただただ平伏すのみで、
様々な国の方と庭を巡ると、その思いはどんどん強くなっていきます。

(嵐山・大河内山荘にて)
また、10月には、母校の京都造形芸術大学で、20年前から開催されている、
The Japanese Garden, Intensive Seminar Plus を少しだけですがお手伝いする機会があり、
全世界から30名を超える方が、2週間の集中講座を受けられました。

自然の魔法
今回も、とにかく皆様熱心で、
お昼ご飯もそこそこに、ひたすらお庭を巡りながら交わされる、思いがけない質問や感想に、
私自身も多くを学ぶこともできました。
新しい出会いと、多くの方のご協力に感謝です。
そして、
庭、という深くそして広い宇宙に、また魅了された時間となりました。
お読みいただき、有難うございました。
はまもとのりこ