猛暑が続きます。
それでも、森の中に入ると、驚くほどひんやりすると、
思われたことはありませんか?
屋根やスダレに含まれず、
植物や葉っぱに含まれるもの、それは、、、
そう
「水」です。
太陽光線を受けると、葉っぱ等から水分が蒸散し、
それによって、あのように、
ひんやりとする涼しさが生み出されます。
「日陰」と、「木陰」は異なるのです。
真夏に開催される、東京オリンピックでの対策が、
話題に上がっています。
その中で、「街路樹を切らずに大きくする」
という言葉を耳にしました。
もちろん、適正な管理や剪定(切ること)は、安全上、必要です。
ただ、酷暑の中、
緑陰の貴重さに気が付いてくださったのなら、
是が非でも、実行していただきたいと思います。
街路樹だけでなく、お庭の木々も、
街に家に、涼しさをもたらしてくれます。
こちらは、7月の始めに出会った
クチナシのつぼみ。
螺旋状に巻く、しなやかな美しさです。
そして、甘い香りの花。
植物は誰に言われるわけでもなく、
芽を出し、葉を茂らせ、花を咲かせています。
そこから、たくさんのことを、私たちにもたらしてくれます。
人間より植物の方が、ずっと偉いな、と、
そのように思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
はまもとのりこ