2019年04月30日

久しぶりの桂離宮参観で感じたこと


まもなく御代替りを迎え、令和という新しい時代を迎えます。


どうしても、
平成のうちに行っておきたい場所等が気になり、

その想いは大切にしようと、


なるべく、実現するように動いております。




そして、大切な場所のうちの一つ、

桂離宮参観の予約が、幸いにもできたので、


ガーデンデザイナー仲間の友人と、行ってきました。



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外腰掛の前の延段。

あまりのダイナミックさ、カッコ良さに、
二人とも、瞬間的に心を奪われました。


桂離宮や、修学院離宮等では、
一列になって参観をしながら、宮内庁の方の御説明をお聞きします。

つまり、、、

他の皆様と同じペースで
進んでいかなければならないのです。

強く急かされるわけではないですが、
ご迷惑にならない範囲で、、、と、思いつつ、
なかなか進めない私達でした。


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州浜の辺りからの眺め。
その美しさは、この写真では、表現しきれないです。


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こちらは、重森三玲も愛し、自邸にもとりいれた
松琴亭の市松模様。

時代を超えた圧倒的な迫力に、
「デザイン」というものが持つ力を感じます。


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炉と竈があるお茶室。
寒い時期も、ここでお点前やお食事を楽しまれていたそうです。


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池には鴨のカップルが。
撮影できませんでしたが、シラサギも舞ってきていて、
風情を加えてくれています。


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なんというリズム、バランス、、、!
石が大好きな私達、あまりの美しさに、もう目がハートでした。

そういえば、石を見て「かっこいいー!!」と
(まるでアイドルに出会ったかのように)感動する私を見ると、
一般の友人は、「ごめん、分からない。」となるのですが、(^_^;)

今回は、同じ「石好き女子」と行ったので、
二人でときめくことが出来て、ますます盛り上がりました。



桂離宮は、これまでも数回行ったことがありますが、

以前は「何か学ばなければ。」という、固い気持ちだった気がします。


京都造形芸術大学の恩師が、
「庭はガツガツ見たらあかんよ。」と、教えてくださいましたが、

本当にその言葉を実感しました。


というのも、今回は、リラックスして、素直にたのしんだので、


桂離宮の美しさに感動しただけでなく、

自由さ、懐の深さ、雄大さに、
包み込まれたような感覚になったのです。

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こちらは月波楼からの眺め。



庭って、やっぱり、素晴らしいね、、、。


そんな気持ちを共有し、とても豊かな時を過ごすことができました。


そして、世界に誇る芸術である日本庭園の美しさを
改めて、強く、実感しました。


また近いうちに、訪問できますように。



お読みいただき、有難うございました。



令和も、

皆様にとって、素晴らしい時代となりますように。



はまもとのりこ








posted by nori hamamoto at 10:07| 海外・文化・紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする