2016年05月20日

青葉山ハーバルビレッジ ウェルカムガーデン完成!


福井県にある青葉山。

この麓にあったキャンプ場が、ハーバルビレッジとして生まれ変わりました。


私は、駐車場の目の前にある、
ウェルカムガーデンを担当させていただきました。



ご連絡いただき、急きょ訪問したのは、2015年10月のこと。

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まさに、テントサイトです。


駐車場で車から降りると、山の麓にあるため、
この枕木がちょうど目線の高さにありました。

そこで、

正面からは、その高低差と立地を活かした、ロックガーデン、
お庭の中に入ると、お客様を迎える、フラワーガーデンというコンセプトを提案したところ、

プロジェクトメンバーの皆さんが、大変共感してくださり、
その線で進むことになりました。


その後、長期間をかけて、何度もデザインを練り直し、会議で提案。
入念に打ち合わせを繰り返しながら、進めていきました。


古い枕木は再利用ができないため、撤去し、
造成が行われました。

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冬は雪が深いとのことで、本格的に工事が始まったのが3月。

お庭となるこの土地が、どの面も違う方向へのスロープに面しており、
しかも、曲線を多用したデザインだったため、

現場の位置出しが、非常に難行しました。

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私はデザインをするとき、
全ての「線」に、意味と理由が必要だと考え、それを目指しています。

今回も、当然、曲線に意味があり、

まずは、現場を歩きながら、
そのことを職人さん全員に説明し、理解をしていただきました。

図面を1/1の現実に持っていくのは、
本当に大変ですから、、、。

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現場に形が現れ、

それを元に、非常に丁寧に作ってくださり、

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レンガの小路が完成しました。

その後、これもややこしいベンチに難航。

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ロックガーデンでは、
幸運なことに、古いお庭で使われていた、地元の石を使うことができ、

イメージを伝えながら、
腕利きの職人さん達が、一つ一つ組んでくださいました。


石組は、自然と人とが対峙する、崇高な場。

なんとも言えない緊張感があり、
お庭を作るうえで、非常に重要な場面です。


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ほぼ一か月をかけて、レンガ工事と石組が完成し、

いよいよ植栽です!


植栽では、デザイナー仲間に応援を依頼しました。

現場が広いため、一人では効率が悪く、
また、感覚が分かり合える仲間と、ディスカッションしながら配置を決めると、
デザインに奥行きが生まれるからです。


当日も、遠くは東京から先輩に来ていただき、

コンセプトを伝えた上で、相談しながら進めました。

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ハーバルビレッジですから、もちろんハーブ中心。

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様々な香りを、それぞれの場面で楽しんでいただけるよう、配置しました。


そして、ついに完成しました!!!

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オープニングセレモニーの前日、


日が暮れると、会場に灯りがともり、

とても不思議な空間が、浮かび上がりました。

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ウェルカムガーデンの名前の通り、

多くの方に愛され、
たくさんの出逢いを生み出すお庭になりますように。



このような機会をいただき、感謝しております。


お読みいただき、有難うございました。



はまもとのりこ

posted by nori hamamoto at 20:18| 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月26日

NHK 趣味の園芸 妖精の扉


いよいよ迎えた芽吹きの季節。

植物は、教えなくてもいそいそと新芽を出してくれて、
毎日毎日、発見がある、幸せな季節です。

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満開のHelleborus orientalisに、、、

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大好きなHostaが、一斉に芽を出しました。


先日立ち寄ったお化粧品店で、

「UVの下地、使われていますか?もう使ってくださいね。」と、言われ、
ぎくっとしました。(^-^;


さて、またあっという間に時が経ち、

「NHK趣味の園芸こぼれ話」も
途中のままです。


番組の放映後、最も反響をいただいたのは、「妖精の扉」でした。


以前から、何度かブログでもご紹介している通り、

http://original-garden.seesaa.net/article/423035600.html


妖精の扉は、ヨーロッパやアメリカ、カナダ等、
森の中や街にある小さな扉で、

滋賀県東近江市でも、複数のアーティストさん達が、少しずつ、
むしろこっそり、そして大切に、広めてこられました。


私も、以前からそのファンで、
自宅の玄関にも、妖精に住み着いてもらっています。

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イマジネーションの世界ですが、
なんとなく、幸せを運んできてくれています。(*^-^*)


今回、「趣味の園芸 解決ガーデンマスター」の撮影で、

ガーデンリフォームをさせていただく視聴者のご家族に
小さい子供さんが、3人おられるという事で、

お庭を見ながら、ご家族で会話ができたら良いな、と思ったのが、きっかけでした。


そこで、さり気なく、妖精の扉の話しをしたところ、
クライアントさまも大好きとの事。(*^-^*)

「私、存在を信じています」と言っていただき、
一気に盛り上がりました!



そして、デザインや大きさを考えながら、
木工作家の福山智子さんに、作っていただいたのです。

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撮影が終わったある日、
その視聴者の方からいただいたお便りを読んで、本当にびっくりしました。



妖精の扉は、お庭のフェンスに棚を作り、
その上に設置したのですが、

ある朝、子供さんが、ハシゴをかけておいてくれた、というのです!!


実は、ハシゴの話しは、作家の福山さんとの間で少し出たのですが、
押しつけがましいのは良くないと考え、

その後、誰にも言わず、
そのままにしておいたのです。



ところが、子供さんのイマジネーションはふくらみ、
ふと見つけた梯子をかけてくれた、優しい気持ち。
それを受け止めるお母さん、ご家族。


言葉に出来ないほど嬉しくて、
すぐに福山さんにも報告しました。



人の力だけで、植物は決して芽吹きません。
目に見えないチカラが、
どこかに存在しているのは、事実だと思うのです。


久しぶりに、そんな事を改めて思い出した、
嬉しい嬉しいできごとでした。(^^)



お読みいただき、有難うございました。



はまもとのりこ








posted by nori hamamoto at 14:38| 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月07日

NHK趣味の園芸 こぼれ話


先日、出演した、「NHK趣味の園芸 解決!ガーデンマスター」が放送され、
多くの方から、メールやお電話をいただきました。


準備にほぼ3ケ月間、かなり頑張ってきたので、
ご覧いただけて、嬉しいです。

有難うございます。(*^-^*)


放送は1月31日でしたが、撮影は10月と12月。

特に「アフター」の撮影は、一年で一番日暮れが早い時期。


当日は、まさに「ばったばた」でした。


司会の三上真史さんは、テレビで拝見するとおり、
いえ、それ以上に、とっても素敵でさわやかな方!

カメラが回っていない間も、、、!
NHK201601.jpg
(撮影、掲載ともご本人の了解をいただいています。)

にこにこしながら、ハードな作業を手伝ってくださいました。(^^)



この日の撮影は一日だけ。

あっという間に日暮れなので、普通に作業していては、完成が間に合わない、、。
そのため、事前の準備を始め、仲間にずいぶん助けてもらいました。

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デザインだけでなく、仕入れ、加工、ペンキ塗り、組立、搬入、施工等々、、。
それ以外にも、とても多くの作業が必要です。


庭作りは、まさにチームプレイだと、改めて実感しました。

NHK2016_03.jpg
撮影後、皆でほっとしているところです。(*^-^*)
素晴らしい仲間に感謝。


クライアントさまも、とても素敵な方で、私もやる気満々!


NHKのディレクターさん始め、スタッフの方々にも御世話になり、
私がデザイナーとして伝えたかった事も、受け止めていただき、


ばたばたしつつも、和やかに撮影することができました。



「楽しい施工現場でなければ、楽しい庭は作れない!」
が、私のモットーです。


ですので、皆で頑張って、でも楽しみながら、お庭を作ることができ、
クライアント様にも喜んでいただき、、、(*^-^*)

本当に、充実した一日となりました。




また、今回、お庭の中に、”妖精の扉”をおすすめしたのですが、

NHK_04small.jpg

「以前から知っていたの?」(はい、もちろん)
「どこの国の話し?」など、
色々、お問合せをいただいています。(*^-^*)


そこに至った流れは、

また、次回のブログでお伝えできればと思います。



お読みいただき、有難うございました。



はまもとのりこ

posted by nori hamamoto at 09:45| 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする