2017年12月28日

北欧の旅で見つけたもの


先日、初秋を迎えるころ、

初めて北欧を訪問することができました。


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到着したのはコペンハーゲン。
学生の頃から、「Copenhagen」の音のロマンティックな響きが、不思議なほど好きで、
ずっと、憧れていた街です。


デザイナーとして、お客様宅やショップ等で、
北欧のインテリアや食器に触れる機会は当然多く、
それは年々増えており、

以前から訪問したい場所の一つでした。



そこで、、、デザインに触れ、
自分の中でしっかり感じるために、と、
現状では最大限長く、10日間の日程で、チケットを取りました。

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「人魚姫」の像の近くの散歩道。家族連れがのんびりと散策しています。

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初めて見た、ホンモノの「みにくいアヒルの子」に感動!
それはそれは美しく、繊細な色でした。


コペンハーゲンの駅前のホテルで一泊し、二日目は早朝から夕方まで、徒歩で街中を散策。


デザインミュージアムや、アーティストのショップ、建築、インテリア等、
早速、たくさんの美しいものに出会い、
余韻を感じつつ、

スゥエーデンの南端の街、Lundに向かいました。

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ここはとても美しい大学都市で、
友人夫妻が住んでおり、
コペンハーゲンにも、電車ですぐ行けることもあり、
メインの滞在先にしました。


友人は、街路計画の専門家で、
じっくりと案内をしてもらうことができたのは、
本当にラッキーです。



今回の北欧の旅、

10日間で、たくさんインスパイアされましたが、
ここでの体験が、何よりの宝物となりました。


それは、、、

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ハンモック。

そして、

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ハンモックから見上げた空。



このままここで、何時間も過ごしたい、
とても強く、そう感じました。

そして、こころがふわっと、広がって行ったのです。


「高級リゾートに行かなくても、
森の中のハンモック、そして本が一冊あれば、
それで充分だろ?」と、友人。


本当にそう、
その通りでした。


それは、いつのまにか忘れてしまっていた「スペース」でした。
「間」「余裕」と、表現できるかもしれません。

時間のスペース、
空間のスペース、

そして

心のスペース。


これまで、英国をはじめ多くの豊かなライフスタイルにふれ
ガーデンデザインを通し、ご提案してきたのですが、

久しぶりに触れた、新しい感覚だったのかもしれません。



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その後、公園のカフェでランチ。
(飲み物は残念ながらワインではなく、ベリージュースです。)

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たくさんの人々が
思い思いに、公園で過ごしています。



北欧で出会った方々のほとんどが、
残業はせず、定時に帰宅するそうです。

その代り、仕事中は徹底的に集中し、
無駄をはぶいて、働くとのことでした。


メリハリ
オンとオフ。


いつも忙しいことに慣れてしまい、
ついつい、忘れていた、とても大切なこと。


帰国したら、自身のライフスタイルも見直すべきところは見直し、
スペースのある暮らしを味わおう!


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ホテルの部屋から、夕焼けを見ながら
そう決心すると、

とてもわくわくしました。


何もかも、すぐに実現できなくとも、
目指したいスタイルと出会えたことは、
とても、幸せなこと。

そう感じています。



お読みいただき、有難うございました。



はまもとのりこ

posted by nori hamamoto at 17:37| 紀行、イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月04日

スウェーデンからの視察団のお庭見学をお手伝いしました。


立春を過ぎ、寒さの中にも、春の日差しを感じます。


昨秋11月の事になりますが、
スウェーデンからの庭園・公園等、緑化関係の視察団が来日され、
京都で、お庭の解説や案内を、お手伝いさせていただきました。

東京から新幹線で京都に到着されて、
30名の背が高〜い方々が降りてこられたのは、圧巻でした。

「Welcome to Kyoto!!!」


まず駅ビルの屋上へ。
11月にしては、比較的暖かかったこの日、

第一声が、「ちょうどスウェーデンの夏ぐらいだね。」


!? 
夏行く時も、ダウンコートが要りそう!


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平安神宮では、まず手水舎でのお浄めを説明。


社寺を案内する際、国籍を問わず、必ずお願いすることがあります。

これは、恩師から教わったことですが、

「ここは観光施設ではない。神様や仏様が祭られている神聖な場であり、修行の場でもある。
まずはお参りし、お礼を伝えてから見学してほしい」、という事です。


ご案内した一日半の間、様々なお庭を訪れましたが、
皆様が、この言葉にすぐに共感してくださり、お参りもしっかりしてくださいました。


初来日の方も多く、

「北欧と日本のインテリアのデザインが似ている」と、いう声や、
「いつも日本人はにこにこしているけれど、どうやってストレス解消しているの?」と、いう質問等
新鮮な感想に、ナルホド、と私も納得したり、驚いたり、

デザイナー同士では、お庭の施工の話しで盛り上がったり、、、


とても充実した時間でした。



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(神苑では、臥龍橋にチャレンジ。)


また、今回は、私の仕事に関し、話しをしてほしいとリクエストいただき、

無鄰菴で母屋の2階をお借りして、プレゼンテーション。


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「君の、日英双方の影響が見て取れるね!」、とコメントをいただき、

改めて、自分自身のデザインの特徴を、知ることができました。(*^_^*)



「国際文化交流」は、
私にとって、とても大切なライフワークの一つです。


特に、庭を通したこういう機会は得難く、
今回も、何年も前の、偶然の出会いをきっかけとしてお話しをいただき、
巡り巡ってきた御縁に、感謝しています。


毎回思うのですが、、、

実は、お庭の仕事をしているヒトは、万国共通の「かおり」のようなものがあり、
時には、言葉が不要で、瞬間的に分かり合えたりもします。

そんなところも、また素敵だなと思っています。(*^_^*)


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(青蓮院のクスノキに大興奮の皆さん)



お読みいただき、有難うございました。


はまもとのりこ


posted by nori hamamoto at 10:37| 紀行、イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月10日

中国山東省・済南訪問


先日のことになりますが、中国の山東省の省都、済南に行ってきました。

なんと、現地での結婚式にご招待いただいたのです。


私にとっては、初の中国訪問。
少々戸惑いましたが、こんな機会は滅多に無いので、有難く伺うこととしました。


関空からは直行便が出ていましたが、機内にいる日本人はほんの2-3人。
アナウンスは中国語と英語のみで、少々不安を抱えながら、夜、済南空港に到着。

新婦さんが空港に迎えに来てくれて、そのまま夕食へと向かいました。
「目を疑う程の」大渋滞を経て、街中に到着。


「辛いもの、大丈夫ですか?」
「多分、大丈夫」


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初めて見たこのお料理。
ドキドキしながら食べてみると、、、

びっくりするくらいの美味!!!
不思議な薬膳の香りが広がる辛めのスープで、
お野菜やキクラゲ、湯葉等が煮込んであり、とても健康的。

美味しい美味しいと、たっぷりいただきました。(*^_^*)


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お店の前にて。おふざけが過ぎました(^_^;)



国営の快適なホテルを予約しておいて下さり、
緊張と、旅の疲れもあって早々に休みました。


翌朝、、、

何これ!?身体が、、、軽い!
生まれて初めてと思うほど、

軽い!!!軽い!!!
恐るべし、さすが中国薬膳!!!



今回、初中国でやってみたかった事が二つ。


朝の公園で太極拳を見ること。
そして、可能なら、黄河を見ること。


早速、相棒と朝のお散歩へと出かけました。
大きな公園をうろうろ。
ジョギング、ダンス等、皆さん、かなり健康志向なのが分かります。


そしてついに!

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太極拳発見!!!

会釈してから、写真を撮らせていただきました。(*^_^*)


その後、新郎の親友さんの案内で、1時間以上かけ、念願の黄河へ!

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春は、この10倍くらい水があるそうです。
それを想像しただけで、恐怖を感じました。
圧倒的な自然の力ですね。

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昼食は、地元でおススメのラーメン。
こちらも薬膳たっぷりで、身体がぽかぽかに。

自家製ラー油をゲットしました。(^^)


今回、初めて知ったのですが、済南は、水の古都として知られている、
とても美しい街。

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山からの湧水だけでできた湖と運河を、
舟で巡りました。(*^_^*)

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その後、運河沿いで中国茶を楽しみ、

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寒空の中、毎日泳いで身体を鍛えているお年寄りの姿に、脱帽し、、、。

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ショッピングへも連れていっていただきました。


日本語も英語も全く通じず、一人も日本人に出会わなかった中、
日本に留学されていたお友達の皆さんが、何もかも助けてくださり、感謝の連続でした。

私達は「謝謝」しか言ってないような、、、(^_^;)



また、新郎新婦のご両親、ご親戚に驚くほど大歓迎していただき、
親族だけのお食事会へも招待していただくなど、

それはそれは心温まる、中国訪問となりました。

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本当におめでとう。お幸せにね。(許可をいただいて掲載しています。(^^))


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ホテルの横にあるお庭へも、少し行くことができました。


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こちらは庭師さんの三輪車。写真をお願いしたら、不思議そうな顔をされていました。(^_^;)



初の中国は、どこまでもエネルギッシュで、温かく、美食の国でした。

確かに、あれ程の人口がひしめきあう中、
過酷な競争があり、人に譲っていては生きて行けないような、厳しさもありました。

一方、これからまだまだ伸びるぞ!というエネルギーと活気が、
空気に、街に満ちていて、

たくさんの刺激を受けました。



悠久の歴史を持つ中国。
その深さのほんの一旦に触れることが出来た旅となりました。

皆様に感謝です。



お読みいただき、有難うございました。


はまもとのりこ




posted by nori hamamoto at 16:10| 紀行、イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする